フロッピーにある文書は直接開かない

「エクセルのファイルが開けなくなった」と突然の電話でした。
よく話を聞いてみると、「ファイルが壊れていて開けない」というメッセージが出るとのことで、フロッピーディスクにあるエクセルのファイルをそのまま開いたそうです。

フロッピーのファイルを直接開くと壊れる？

フロッピーディスクは、ハードディスクに比べて読み書きが非常に遅く、また容量もとても小さいです。
ファイルをどんどん編集している場合、自動保存や作業保存の速度に追いつかずにフロッピーのファイルが壊れた可能性もあります。また、磁性体ですから持ち運びの時に強い磁場を通れば、中身が消える可能性もあります。

フロッピーディスクは、どう使えばいいのか

フロッピーディスクは文書保存用にも使えます。
最近は、フロッピーディスクドライブの無いパソコンが増えてきていますが
少し前までは、どんなパソコンでもドライブが付いていました。

フロッピーディスクに文書（ファイル）を保存し、それを編集したい場合は一旦ハードディスク内（たとえばマイドキュメント）にコピーします。
コピーしたファイルを編集してから、フロッピーディスクに戻すという運用が安全です。