LANを構築する
LANを構築する・・といっても、何をできるようにするかを決めることが大前提です。
ここでは、次のような仕様のLANを考えていきます。
・どのパソコンからもインターネット(ホームページ)が見られる。
・LANで接続している別のパソコンのファイルを開ける。
・LANで接続している別のパソコンにつながっているプリンタで印刷したい。
これらのことを実現するには、次の3つの大まかな手順になります。
1.TCP/IPでLANを構築する。
2.インターネットにアクセスするための設定をする。
3.ファイル、プリンタの共有を設定する。
順を追って設定していきます。
ルーターを使ってるなら、すでにLANしています
インターネット接続は、ADSLか光がほとんどになってきています。
接続の申込をすると送られてくるのは、ほとんどがルータータイプの接続機器になっています。
接続状況はこんな感じではないでしょうか?
接続のマニュアルどおりに設定すると、実はこの時点でLANが構築されていることになります。
パソコンが1台だったとしても、LANになっている場合がほとんどです。
厳密には、パソコンとルーターの2台の通信機器でのLANです。
パソコンのIPアドレスをチェックしてみてください。
192.168.xxx.xxx というアドレスになっていれば、LANが組まれているといえます。
(xxxは1から255の数字)
※IPアドレスのチェック方法は、後で説明します。
この時点で、上の
1.TCP/IPでLANを構築する。
2.インターネットにアクセスするための設定をする。
の2項目ができあがっているのです。